Apple Pay(アップルペイ)のメリットとデメリットを並べてみた

「Apple Pay」使っていますか?

”iPhone版おサイフケータイ”として2016年10月にデビューを果たしたApple Pay。対応サービスも順調に増え続けており、iPhoneユーザーとしてはうれしい限りです。

iPhoneがあれば何でもできる時代が、いよいよ近づいてきたっていう気がしませんか?

私も毎日利用している便利なApple Payについて、そのメリット・デメリットを挙げてみました。iPhoneがおサイフケータイ化してくれたのはとてもうれしいことですが、ドコモのおサイフケータイと比べるとまだまだと思える部分もあります。

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Apple Payのメリット(これが便利)

1. クレジットカードの登録が簡単

Apple Payを使おうと思ったら、まずはクレジットカードかSuicaカードを登録する作業から始めなければなりません。

おサイフケータイの場合、カードを登録するのに事前手続きが必要だったり、使えるようになるまでに時間がかかったりすることもありましたが、Apple Payのカード登録は拍子抜けするほど簡単です。

iPhoneに昔から入っているアプリ「Wallet」にクレジットカードを取り込んでしまう仕組みですが、そこはiPhoneらしくカメラを使ってOCRっぽく読み取ったりしてくれるため、ユーザーの手間はほとんどありません。カメラで読み取れたカード番号はそのまま画面に表示され、登録に使われるので、カード番号を入力する必要すらないのです。

あまりに簡単でちょっと心配になるほどですが、そこは最新技術を結集したApple Payのこと。クレジットカードをスキャンしてカード番号をiPhoneに登録するフリをして、実は番号自体は記録していません。Apple Payではクレジットカード番号を特別なアルゴリズムで固有のコードに変換し、それを本体に保持します。なので、どんなに中身をひっかき回してもクレジット番号は出てきません。

iPhoneを落としたり、置き忘れたり、はたまた盗難に遭うなんてこともあるかもしれません。でもApple Payならカード番号が漏洩する心配はなく、安心できるというものです。

クレジットカードの具体的な登録方法はAppleが公式に動画を公開しています。それがこちら。

最後の部分が、「新しいカードをスキャンして追加することもできます」の一言で終わっているため、この動画を見ても何だかよくわかりませんが、実際のところ一行で済むほど簡単です。

ただ、注意点はあります。

カードの色や光沢、あるいは撮影場所の照明などによっては、カード番号のスキャンが上手くいかない場合があります。ゴールドカードで番号もゴールドだったりすると読み取りません。その場合は自分で番号を入力する必要があります。

また、通常ならSMS認証で簡単に済むはずの登録作業が、カード会社に電話して認証を受けなければならないような場合もあります。この場合、カード会社の電話番号も表示されるのでそのまま掛ければいいのですが、営業時間内でなければ受け付けておらず、通話料金は自分持ちのことが多いです。

原則として、クレジットカードの基本情報に携帯番号が登録されていないとSMS認証は受けられません。また家族カードを登録する場合も電話認証が必要となります。

でも総じて言えることは、Apple Payへのクレジットカード登録は簡単に済むことが圧倒的に多いということです。

2. QUICPayが使えてすごく便利

Apple Payの登場によりiPhone単体でiDやQUICPayが利用できるようになったことは、ライフスタイルを変えてしまうほどの衝撃でした。

iPhoneさえ持っていれば、コンビニでお弁当を買うこともできるし、イオンなどのQUICPay特約店なら普段の買い物にも使えます。

しかもQUICPay対応のクレジットカードをiPhoneに登録すると、自動的にQUICPay+としても使えるようになるため、QUICPay+対応店舗では2万円以上の支払いも可能になります。

→「QUICPay」公式サイト

QUICPay+はデビットカードやプリペイドカードと紐づけることのできる新サービスです。ちなみにQUICPayとQUICPay+の違いは次の通り。

  QUICPay

QUICPay+

対応
カード
クレジットカード

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード

利用
上限
1回あたり2万円まで

QUICPay+加盟店ではカードの上限まで

使える
お店
QUICPay加盟店

デビットカード・プリペイドカードで利用の場合はQUICPay+対応加盟店のみ。
クレジットカードで利用の場合はすべてのQUICPay加盟店。

QUICPay/QUICPay+が使えると、街中の様々なショップでiPhoneひとつで支払いができて、とても快適です。

QUICPayが使える主なショップは次の通り。

種別 加盟店
コンビニエンスストア

アンスリー、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、セーブオン、ポプラ、生活彩家、スリーエイト、くらしハウス、ミニストップ、セブン-イレブン、ローソン、ローソンストア100、セイコーマート

ガソリンスタンド

ENEOS、昭和シェル石油、エッソ・モービル・ゼネラル

スーパーマーケット  

イオングループ、マックスバリュ、アコレ、まいばすけっと、BIG、KOHYO、イオンスーパーセンター、PEACOCK STORE、マルナカ、山陽マルナカ、SUNDAY、イトーヨーカドー、ホクレンショップ、フィール、オーケー、アピタ、ピアゴ、miniピアゴ、阪急オアシス、マミーズ、アークスグループ、ウェスタン、スーパーアークス、中央スーパー、ビッグハウス、ディナーベル、東光ストア、フクハラ、ぴあざフクハラ、フレッティ、フードマスターベーシック、ホームストア、ショッピングランドいっきゅう、スーパーチェーンふじ、ベストプライス、ラルズストア、ラルズプラザ、ラルズマート、ベルジョイス、ロッキー、ファースト、ユニバース、ダ*マルシェ、ぎゅーとら、平和堂、松源、マルヨシセンター、ヤマイチ、ダイイチ

ドラッグストア

シメノドラッグ、どらっぐぱぱす、マツモトキヨシ、アインズ&トルペ、ウエルシア薬局、サッポロドラッグストアー、キリン堂、サーバ、ツルハドラッグ、くすりの福太郎、ドラッグストア ウェルネス、ウォンツ、くすりのレデイ、富士薬品ドラッグストアグループ、金光薬品、コスメティクスアンドメディカル、ココカラファイン、大賀薬局、新生堂薬局、ヤックスドラッグ、スギヤマ薬品、ドラッグユタカ

グルメ

ピザ・カリフォルニア、かっぱ寿司、カレーハウス CoCo壱番屋、珈琲所コメダ珈琲店、味喫茶おかげ庵、海都、魚べい、すき家、味の民芸、手延べうどん水山、JINJIN、らーめん専門店ぶぶか、海鮮三崎港、鳥どり、響、サガミチェーン、ロイヤルホスト、日本橋屋長兵衛、菓匠清閑院、宗家源吉兆庵

レジャー

阪神甲子園球場、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、アドベンチャーワールド、コロナワールド、東京タワー、ジャンカラ、スーパージャンカラ、キッザニア東京・甲子園、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、富士急ハイランド、Hawaiians、MOVIX

家電・本など

PC DEPOT、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ジョーシン、エディオン、Mac-House、Mac-House Plaza、OUTLET-J、Goalway、カクヤス、コナカ、コイデカメラ、Right-on、古本市場、ヨドバシカメラ、HMV、明林堂書店、八重洲ブックセンター

百貨店など

なんばCITY、なんばパークス、ル・トロワ、T-FACE、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、アリオ、近鉄百貨店、阪急百貨店、阪神百貨店、阪急メンズ大阪、阪急メンズ東京、ジョイナス ザ・ダイヤモンド、阪急三番街、阪急西宮ガーデンズ、あしびなー

空港施設

ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア

その他ショッピング

auショップ、Time’s Place、ドン・キホーテ、大阪シティエアターミナル、イーフローラ

タクシー

東京無線タクシー、チェッカーキャブ、さくらタクシー、日本交通、国際自動車、朝日交通株式会社、昭和グループ、明和グループ、名古屋近鉄タクシー、宝交通、東和交通、日の丸自動車

その他

広島シティカード、岡山市表町商店街、ダイヤクリーニング、KICS、ペットワールド アミーゴ、ホームセンター タイム、ホームファッション Mi.カーサ、APAホテル、モッズ・ヘア

3. iDが使えてすごく便利

スマートフォンでiDを使うのはドコモの契約が必要だったので今までは敷居が高かったのですが、Apple Payの場合はiDに対応したクレジットカードを登録するだけで自動的にiDが使えるようになるため、非常に簡単で便利です。

特にiPhoneに格安SIMを挿して利用しているユーザーにとっては、ドコモ回線の契約が無くても使えるApple PayのiDは、まさに理想的です。

iDの主な加盟店は次の通りです。

種別 加盟店
コンビニエンスストア

アズナス、アンスリー、くらしハウス、サンコス、スリーエイト、スリーエフ、生活彩家、セイコーマート、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン、ローソンストア100

スーパーマーケット

イトーヨーカドー、イオン、ビブレ、イオンスーパーセンター、メガマート、イオンショッピングセンター、イオンモール、マックスバリュ、まいばすけっと、光洋、ウエルマート、ジョイ

グルメ

甘太郎、安楽亭、魚民、エスプレッサメンテイリー、エ・プロント、黄金の蔵、王道、海鮮三崎港、かごの屋、ガスト、かっぱ寿司、カフェ&バー プロント、カフェソラーレ、牛角、饗の屋、珈琲所 コメダ珈琲店、甘味喫茶 おかげ庵、神戸屋レストラン、コカコーラ、CoCo壱番屋、kocoro ya、こだわりやま、ゴハン、さかなや道場、坐・和民、ジョナサン、白木屋、すき家、すし三崎丸、ステーキのどん、千年の宴、TAPA、団欒炎、チムニー、知夢仁、月の宴、月の雫、T.G.I.FRIDAY’S、ディ・プント、東方見聞録、donイタリアーノ、とんかつ浜勝、どん亭、バーミヤン、はなの舞、花の舞、フォルクス、福福屋、プロントイルバール、聘珍樓、北海道、マクドナルド、和民、わたみん家、笑笑、やきとり道場

 本・CD

紀伊國屋書店、啓文堂書店、コミックとらのあな、タワーレコード、TSUTAYA、ブックオフグループ、ブックファースト、丸善、八重洲ブックセンター

 家電

エディオン、コジマ、ジョーシン、ドコモショップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ

 レジャー

INTERCONTINENTAL TOKYO BAY、歌広場、快活CLUB、カラオケの鉄人、京王ブレッソイン、コロナワールド、自遊空間(ジユウクウカン)、スパリゾートハワイアンズ、スパリゾートハワイアンズ、スポーツクラブNAS、スポーツクラブ ルネサンス、スポーツショップGALLERY・2、通天閣、東映太秦映画村、東京サマーランド、としまえん、箱根小涌園ユネッサン、豊島園 庭の湯、BIG ECHO、富士急ハイランド、ROUTE INN、レストランカラオケ・シダックス

ドラッグストア

ウェルネス、キリン堂、クスリのアオキ、クスリのコダマ、くすりの福太郎、ココカラファイン、サーバ、サツドラ、ジッブドラック、新生堂、スーパードラッグMEGA、スズラン薬局、セイジョー、ツルハドラッグ、ドラッグセガミ、バワードラッグワンズ、富士薬品ドラックストアグループ、マツモトキヨシ、メディコ21、薬王堂、ライフォート

バス・タクシー

SKタクシー、お台場レインボーバス(ケイエム観光)、キャビック、近鉄タクシー、国際興業大阪、さくらタクシー、さわやか無線、第一交通産業、大宝タクシー、大和自動車交通グループ、大和タクシー、宝タクシー、チェッカーキャブ、東京無線タクシー、東和交通、名古屋近鉄タクシー、那覇バス、南港マリン、日本交通グループ、阪急タクシー、阪神タクシー、日の丸交通、フジ交通、明和グループ

カーライフ

エネオス、エッソ・モービル・ゼネラル、ORIXレンタカー

その他

ザ・ダイソー、雑貨屋ブルドッグ、紳士服のフタタ、ドン・キホーテ、Paris Miki、美容室アッシュ、POINT、ムラサキスポーツ、洋服の青山、ユーホーム、45デジタルコンビニ、Levi’s

かなり広範囲に普及してきているので、iDに対応したクレジットカードを持っている人はApple Payを有効活用できる機会が多いと思います。

4. モバイルSuicaが年会費無料で使える

Apple PayのWalletには、手持ちのSuicaカードを登録することもできるため、iPhoneをモバイルSuicaとして使えます。これはiPhoneユーザーの長年の夢でした。

iPhoneにはWalletを使う以外にSuicaを登録する方法がもう一つ用意されています。それはJR東日本が用意したiPhone版モバイルSuicaアプリを使う方法です。

こちらはAppleが用意したアプリではないため、App Atore経由で別途インストールする必要がありますが、この「iPhone版モバイルSuica」アプリは多くのユーザーにとって必須のアプリと言えます。

おサイフケータイのモバイルSuicaは、ビューカードを除いて年会費が1030円かかります。でも「iPhone版モバイルSuica」アプリは年会費が無料です。

年会費のために利用をためらっていたユーザーも、無料となれば何の迷いもなく利用に踏み切れます。

また、Wallet経由でのSuicaの利用は既存のSuicaカードやSuica定期券を読み込ませることで使えるようになりますが、モバイルSuicaアプリの場合はSuicaカードを持っていない人でもアプリ単体でSuicaカードの発行ができます。

さらに、Wallet経由ではSuicaチャージに使えるクレジットカードがJCB、MasterCard、アメックスでなければならないという制約があるのですが、 モバイルSuicaアプリならVISAやダイナースでもチャージが可能で、オートチャージや残高・履歴照会もできます。

駅周辺でのショッピングや食事に、あるいは自販機やコインロッカーなど、モバイルSuicaがの用途は多いので、iPhoneのモバイルSuica化の恩恵は大きいと思います。

主なSuica加盟店は次の通りです。

種別 加盟店
コンビニ・自販機

コミュニティ・ストア、スリーエフ、セイコーマート、セブン-イレブン、SAVE ON(セーブオン)、デイリーヤマザキ、ニューヤマザキデイリーストア、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、ローソンストア100、日本コカ・コーラ

NEWDAYS(ニューデイズ)、Kiosk(キオスク)、アキュア

スーパー等

アクアシティお台場、アーバンドックららぽーと豊洲、アリオ、イオン、イトーヨーカドー、エルミこうのす、OKストア、カレッタ汐留、コピス吉祥寺、コレド日本橋、コレド室町1.2.3、サミット、サンシャインシティ、SUNAMO(スナモ)、SENDO(センドウ)、ダイバーシティ東京プラザ、ドン・キホーテ、成田国際空港、肉のハナマサ、ピーコックストア、まいばすけっと、マークイズ みなとみらい、マリンアンドウォーク ヨコハマ、miniピアゴ、横浜赤レンガ倉庫、横浜ランドマークタワー、ラゾーナ川崎プラザ、ラ チッタデッラ、ららテラス武蔵小杉、ららぽーと海老名、ららぽーと柏の葉、ららぽーと湘南平塚、ららぽーと新三郷、ららぽーと立川立飛、ららぽーと富士見、ららぽーと横浜

阿佐ヶ谷 ダイヤ街、az、アトレ、アプリーズ、Esite、EKIST、エキュート、excel、エスパル、エディーズ・ブレッド、グランデュオ、ココロ、シャポー、シァル、旬味館、セレオ、tekuteながまち、TERMINA、TOKYO STATION CITY GranAge、TOKYO STATION CITY GRANGOURMET、TOKYO STATION CITY GRANSTA、TOKYO STATION CITY GRANROOF、TOKYO STATION CITY GRANROOF FRONT、TOKYO STATION CITY 京葉ストリート、Topico、NEWoMan、nonowa、PASEO、VAL、ビーンズ、
FESAN、ブックエキスプレス、プチール、ペリエ、マーチエキュート、MI DO RI、Montres、ラスカ、LOVINA、
ルミネ

飲食店

いろり庵きらく、A-FACTORY、駅そば、親父の製麺所、そばいち、二八そば蕎香、ハニーズバー、ベッカーズ、ベックス、弁当売店、銘品館

家電

コジマ、ソフマップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ

書店

紀伊國屋書店、BOOK OFF(ブックオフ)

その他

車内販売、ホテルメッツ、メトロポリタンホテルズ、ジェクサー、ジェイアール東日本レンタリース

Apple Payのメリットというよりも、Suicaに関してはモバイルSuicaアプリ経由でのメリットということでしょうか。

なおSuicaと相互利用が可能なPASMO、TOICA、ICOCA、PiTaPaのエリアでの使用も原則として可能なので、iPhone版モバイルSuicaの実効エリアはかなり広いと思われます。(エリアまたがりの移動についてはPASMOエリアのみ可能)

5. Suica定期券・モバイルSuica特急券も使える

iPhoneをモバイルSuica化することで、Suica定期券やモバイルSuica特急券(モバトク・スーパーモバトク)としても利用でき、Suicaグリーン券の発行も可能です。また、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線も購入が可能。移動エリアによってはiPhoneひとつで全てOKの場合も多いようです。

ちなみに万が一バッテリーが切れても、直後ならばモバイルSuica機能を使えるようです。乗車中にバッテリー残量が完全にゼロになってしまうとSuica機能は働かなくなり、改札から出られなくなります。そういうことにならないためにモバイルバッテリーの携帯は必須だと思われます。

バッテリーが切れないように注意するに越したことはありませんが、どうしようもない場合は駅の窓口で申告用紙をもらって後日支払うなり、その場で他の方法を使って支払いを済ませるなりすることができるので、それほど問題はありません。

6. ANA便にチケットレスで乗れる

Apple Pay(Wallet)はANA(全日空)が提供しているSKiPサービス(スキップサービス)に対応しています。

ANA公式サイトによると、スキップサービスとは「予約・購入・座席指定を済ませた搭乗者が、直接保安検査場に行くことができるサービス」とのことです。

具体的には次のような手順となります。

①ANA国内線の航空券を購入して座席指定まで済ませたら、ANAスマートフォンのANAアプリ上で、搭乗便ごとに「Walletに追加」する。
②画面上にANAの搭乗券が表示されるので、「追加」ボタンをタップしてWalletに登録する。

いったん登録してしまえば、あとはiPhoneだけで保安検査も搭乗手続きも済ませられます。搭乗券を紛失する心配もなく、いつでも手軽にWallet画面で確認できるので、安心・便利です。

7. 格安SIMでも問題なく使える

私はiPhone 7 Plusに格安SIMを挿して使っていますが、今のところApple Payを利用するにあたって問題は起きていません。

特に前述したように、ドコモ契約が無くてもiDが使えるのは大きいと思います。

格安SIMを利用している人は年々増えていると思いますが、Apple Payに関しては心配することは特に無いように思います。

8. クレジットカードのポイントが付く

当たり前のことではありますが、Apple Payに登録したクレジットカードを経由してiDやQUICPayを利用した場合もクレジットポイントは付与されます。クレジットカードで支払うのと、iDやQUICPayで支払うのとの違いとして1つ言えることは、少額でも気兼ねなく使えるどうかだと思います。

コンビニで数百円の支払いをする場合でも、iDやQUICPayであればスムーズに支払えます。しかもポイントが付きます。今までは遠慮して小銭で支払ってしまっていたような日々のちょっとした買い物が、全てクレジットポイントの付与対象になるとしたら、これは利用しない手はありません。それも、iPhoneだけで全て済むのですから。

Apple Payのデメリット(ここが残念)

ここまでApple Payの良いところを並べてきました。次は残念なところをいくつか挙げていきたいと思います。

1. 楽天Edyが使えない

2017年4月の時点では、Apple Payは楽天Edyに対応していません。楽天Edyの普及度を考えると、これはとても残念なことです。

楽天カードはApple Payに対応しているのですが、楽天Edyが対応しているのはおサイフケータイや自社で展開している楽天ペイ、そしてAndroid Payに限られます。楽天ペイを展開している以上、今後もApple Payへの譲歩は難しいと思われます。対応してほしいのはやまやまですが。

2. nanacoが使えない

nanacoへの対応も、楽天Edyに並んでApple Payに期待したいことです。こちらはEdyよりは実現の可能性が高いと思われます。nanacoポイントが貯まるセゾンカードのApple Payへの対応は済んでいます。あとはnanaco自体の実装を期待しましょう。

3. PASMO、ICOCA、PiTaPaなどが使えない

Suica以外の交通系ICカードは残念ながらApple Payに未対応です。PASMO、ICOCA、PiTaPa、TOICA、SUGOCAといった様々なICカードはどれもモバイル版が用意されていないため、おサイフケータイでも未対応のまま、今日に至っています。

すでにモバイル版が浸透していたSuicaだからこそ、Appleも対応に踏み切ったのだと思われます。

4. JR東海のエクスプレス予約で使えない

おサイフケータイのモバイルSuicaでできるのに、iPhone版モバイルSuicaでできないことがいくつかあります。もっとも問題になっているのが、東海道・山陽新幹線のEX-ICサービス(エクスプレス予約)に対応していないことです。

おサイフケータイのモバイルSuicaならば、Android機をEX-ICカードとして登録することができるため、在来線から東海道新幹線への乗り換えもスマホのみでシームレスにできます。でもiPhone版ではEX-ICサービスとの連携が取れないため不可能ということになります。

この件については、エクスプレス予約の公式サイトでも次のようにアナウンスして注意を呼び掛けています。

在来線と新幹線を乗り継いでご利用になる場合、iPhone 7等のSuicaがご利用できる対象端末と「EX-ICカード」を重ねて新幹線乗換改札機を通過することはできません。次のいずれかによりご利用ください。
① 新幹線ご乗車の際は、カード型の都市圏用ICカードをご利用いただく。
② 新幹線乗換口の指定席券売機または窓口で、「IC乗車票」をお受取りになり、新幹線乗換改札機では、「IC乗車票」を投入後、iPhone 7等の端末をタッチする。

→【重要なお知らせ】 iPhone 7、iPhone 7 Plus、Apple Watch Series 2に関するご案内(公式)

公式サイトではAndroid機からiPhone7への機種変更をした場合の注意点も併せて掲載しているので、一読をお勧めします。

5. 多くのWebプラグインが使えない

おサイフケータイにはWebプラグインが用意されていて、これを経由して利用できるサービスが多く存在します。2016年9月現在で以下のようなサービスが該当します。

おサイフケータイ Webプラグインが対応するサービス
楽天Edy、QUICPay、モバイル スターバックス カード、ANA スマートフォンSKiPサービス 、ゴールドポイントカード、マツキヨポイントアプリ、ローソンモバイルPonta、モバイルTカード、東京ドーム TDモバイル2、mash mobile members、クロネコメンバーズ、ticket board、dポイントカード、スマホサイフ

これらのうちでApple Payが対応しているのはQUICPayとANA SKiPサービスだけで、それ以外は未対応です。

スターバックスのレジで読み取り端末にかざすだけで支払いが済んでしまうおサイフケータイと違い、iPhoneは専用アプリが表示するバーコードを読み取ってもらう必要があります。

iPhoneをかざしてピッと済ませる、というようなスムーズな支払いが多くのサービスで可能になるまでには、まだしばらく時間がかかりそうです。

6. モバイルWAONが使えない

モバイルWAONも同様に、おサイフケータイ向けには専用アプリがリリースされており、FeliCa通信が可能になっています。iPhone版はありません。

イオン系列のお店で買い物をするユーザーは多いと思いますが、普段遣いのWAONカードがApple Payに未対応なのも残念な話です。特にサービスデーなどの特典が豊富なWAONだけに、iPhoneで全て済むようになることが望まれます。

7. 共通ポイントや独自ポイントが付かない場合がある

クレジットカードの中には、加盟店での支払いに対してクレジットポイントとは別に共通ポイントや独自ポイントが付与されるものが少なくありません。

こうした特定のクレジットカードでは、たとえApple Payに登録できてもiDやQUICPay経由での利用に対しては共通ポイントや独自ポイントが付与されないのが通常です。

例えばビックカメラSuicaカード、JALカードSuica、ファミマTカードなど、クレジットカードで支払うことで付くクレジットポイント以外に、カードを提示することで別途もらえるポイントがあるものは、Apple Pay経由では損をしてしまいます。その点で注意が必要です。


便利になったとはいっても、まだまだ伸びしろのあるApple Payです。買い物でも交通手段でも各種サービスでも、iPhoneが1つあれば安全に利用できるようになってくれると嬉しいですね。

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