「Google Pay(グーグルペイ)」はAndroid端末で利用できる電子マネー決済等のまとめアプリです。
iPhone(アイフォン)でいうところのApple Payのようなイメージです。(違いはありますが。)
Apple Pay同様、日本独自の仕様になっています。
最近は「Google Pay(グーグルペイ)」に絡んだキャンペーンも実施されています。
今回は「Google Pay(グーグルペイ)」の使い方を中心に、メリット・デメリット等についてまとめました。
目次
- 1 「Google Pay(グーグルペイ)」の使い方・まずは準備
- 2 「Google Pay(グーグルペイ)」の対応端末
- 3 「Google Pay(グーグルペイ)」の特徴
- 4 「Google Pay(グーグルペイ)」のSuica
- 5 「Google Pay(グーグルペイ)」のnanaco
- 6 「Google Pay(グーグルペイ)」のEdy
- 7 「Google Pay(グーグルペイ)」のWAON
- 8 「Google Pay(グーグルペイ)」のQUICPay(クイックペイ)
- 9 「Google Pay(グーグルペイ)」のiD
- 10 「Google Pay(グーグルペイ)」の利用方法
- 11 「Google Pay(グーグルペイ)」が使える店
- 12 「Google Pay(グーグルペイ)」にはポイントカードも追加できる
- 13 「Google Pay(グーグルペイ)」のメリット
- 14 「Google Pay(グーグルペイ)」のデメリット
- 15 「Google Pay(グーグルペイ)」の管理人的口コミ
- 16 「Google Pay(グーグルペイ)」のまとめ
「Google Pay(グーグルペイ)」の使い方・まずは準備
まずはGoogle Playから「Google Pay(グーグルペイ)」のアプリをインストールします。
インストールしたら
→支払い
→お支払い方法
→電子マネー、クレジットカード等を追加していきます。
「Google Pay(グーグルペイ)」の対応端末
Android端末で「Google Pay(グーグルペイ)」を利用する場合、おサイフケータイに対応している必要があります。
Android4.4以上、QUICPay(クイックペイ)のみ5.0以上
「Google Pay(グーグルペイ)」の特徴
「Google Pay(グーグルペイ)」は、 6つの電子マネー(Suica、nanaco、Edy、waon、QUICPay(クイックペイ)、iD)と、様々なポイントカード、ギフトカードを登録し、利用できる、まとめアプリです。
基本的にはおサイフケータイで利用できるものがほとんどで、「Google Pay(グーグルペイ)」が登場しても今更感ありありだったのですが、Suicaが登場したことにより、モバイルSuicaが年会費無料で使える入り口となり、ようやく使う人が出始めたという感じです。
(管理人もその1人です・・・)
「Google Pay(グーグルペイ)」のSuica
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」にモバイルSuicaを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③電子マネーをタップ
④Suicaを選択し、規約・特約に同意のうえ同意するをタップ
⑤新規会員登録(メールアドレス・パスワード等を登録)
⑥OKをタップするとSuicaが発行
→Suicaが発行されたら、希望の金額を「チャージ」して利用
※JRE POINTサイトへモバイルSuicaで登録する場合等、必要になります。
「Google Pay(グーグルペイ)」でチャージは注意点あり
「Google Pay(グーグルペイ)」のモバイルSuicaで出来ることは限られています。
・入金(チャージ)(コンビニ、チャージ機等での現金によるチャージ)
・電車での利用
・買いものでの利用
・SF(電子マネー)の残額表示
・SF(電子マネー)の利用履歴表示
・定期券の購入(モバイルSuicaアプリで定期券を使用している場合、Google Payからも継続購入が可能)
・タッチでGo!新幹線(東北・上越・北陸新幹線の一部区間の自由席
モバイルSuicaアプリと違って、JRE POINT・Suicaポケットの受取りができない等、できることはかなり限られています。
また、大きく違う点はクレジットカードでのチャージです。
「Google Pay(グーグルペイ)」のモバイルSuicaへクレジットカードでチャージする場合は、「Google アカウントに登録したクレジットカード」からになります。モバイルSuicaアプリに登録したクレジットカードではありません。
ただ、「Google アカウント」にできるクレジットカードは多くあります。
- American Express
- MasterCard
- Visa
- JCB
1円単位でチャージできます。上限は20000円。
モバイルSuicaアプリと同様に深夜帯の利用はできません。
また、「Google Pay(グーグルペイ)」からモバイルSuicaを始めると、モバイルSuicaの年会費は無料です。
「Google Pay(グーグルペイ)」とモバイルSuicaアプリは併用可能
「Google Pay(グーグルペイ)」のモバイルSuicaはできることが限られていますが、心配する必要はありません。
モバイルSuicaアプリと併用できます。
「Google Pay(グーグルペイ)」のSuicaについては、下記の記事でも紹介しています。
「Google Pay(グーグルペイ)」のnanaco
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」にnanacoを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③電子マネーをタップ
④nanacoを選択し、必要事項を入力
「Google Pay(グーグルペイ)」のnanacoで出来ることは限られています。
・残高確認
・取引履歴の確認
クレジットカードでチャージができません。つまり、nanacoモバイルアプリがないと、ほとんど使えないということです。(現金で、セブンイレブンのレジ等でのチャージは可能です。)
「Google Pay(グーグルペイ)」とnanacoモバイルアプリは併用可能
「Google Pay(グーグルペイ)」のnanacoはできることが限られていますが、心配する必要はありません。nanacoモバイルアプリと併用できます。
というよりも、nanacoモバイルアプリがないとほとんど何もできません。
また、「Google Pay(グーグルペイ)」のnanaco番号と、nanacoモバイルアプリのnanaco番号は同じなので、メインはnanacoモバイルアプリ、「Google Pay(グーグルペイ)」では残高だけ確認するという感じの使用方法になってしまいます。
「Google Pay(グーグルペイ)」のEdy
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」にedyを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③電子マネーをタップ
④edyを選択し、必要事項を入力
「Google Pay(グーグルペイ)」のedyでは出来ないこともあります。Edyの受け取り(Edyギフト)はできません。
チャージできるクレジットカード
Edyへのチャージに使えるクレジットカードのブランドは、公式サイトによるとJCB、American Express、MasterCard、VISAです。
利用できるカードは以下です。
1回のチャージは1000円~25000円で、1000円単位でチャージできます。
「Google Pay(グーグルペイ)」と楽天Edyアプリは併用可能
「Google Pay(グーグルペイ)」のedyと、楽天Edyアプリは併用できます。
楽天Edyアプリから見える残高およびEdy番号と、「Google Pay(グーグルペイ)」から見えるものは同じになります。
「Google Pay(グーグルペイ)」のWAON
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」にWAONを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③電子マネーをタップ
④WAONを選択し同意するをタップ
⑤WAONのパスワードを入力しアカウントを作成をタップ
⑥発行完了
「Google Pay(グーグルペイ)」のWAONで出来ることは限られています。
・残高・取引履歴照会(ポイントダウンロードに関する履歴は表示されません)
・クレジットチャージ(Googleアカウントに紐付くクレジットカード)
・現金チャージ
・センター預かりポイントの受け取り(WAONステーションからは可能)
・ポイントチャージ(WAONステーションからは可能)
・残高限度額変更(WAONステーションからは可能)
チャージできるクレジットカード
WAONへのチャージに使えるクレジットカードはイオンカードのみです。
イオン銀行発行の国際ブランド付(VISA/MasterCard/JCBのついているカード)のクレジットカードがGoogleアカウントに登録されている必要があります。(イオンJMBカード」の利用は出来ますが、「イオンデビットカード」の利用は出来ません。)
Googleアカウントに紐付くクレジットカードなら何でもOKというわけではありません。
1回のチャージ上限は25000円です。(最低1000円)
「Google Pay(グーグルペイ)」とモバイルWAONアプリは併用可能
「Google Pay(グーグルペイ)」のWAONと、モバイルWAONアプリは併用できます。
Google Payで表示される残高およびWAON番号は、モバイルWAONで表示されるものと同じです。同一のWAON(番号)にて、チャージ・支払を行います。
「Google Pay(グーグルペイ)」のQUICPay(クイックペイ)
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」のQUICPayに対応のクレジットカード/プリペイドカード/デビットカードを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③クレジット/デビット/プリペイドをタップ
④カードを追加
QUICPayはポストペイ型の電子マネーなので、事前にチャージは必要ありません。
「Google Pay(グーグルペイ)」のQUICPayは本人認証なしで支払いができるため、1回の利用上限額は以下のようになっています。
QUICPayマークのお店:2万円(税込)まで(楽天カードは29999円まで)
QUICPay+マークのお店:3万円(税込)まで
※プリペイドカード・デビットカードはQUICPay+マークのあるお店でのみ利用できます。
対応のクレジットカード/プリペイドカード/デビットカード
「Google Pay(グーグルペイ)」に登録してQUICPayとして利用できるカードは以下になります。
・JACCSが発行する全てのVisa/MasterCard/JCBクレジットカード
・ゆめカード(ゆめかクレジット)・エクセルメンバーズカード
・楽天カードが発行する全てのVisa/MasterCard/JCBクレジットカード(AMEX不可)
・リクルートカード(JCBブランド)
・Kyash Visa カード
・LINE Pay カード
・じぶん銀行デビットカード
「Google Pay(グーグルペイ)」のQUICPay(QUICPay+)で支払った場合、基本的にポイント付与/キャッシュバックの対象です。
「Google Pay(グーグルペイ)」のiD
まずは、「Google Pay(グーグルペイ)」のiDに対応のクレジットカード/プリペイドカード/デビットカードを登録します。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①支払いをタップ
②お支払い方法をタップ
③クレジット/デビット/プリペイドをタップ
④カードを追加
iDはポストペイ型の電子マネーなので、事前にチャージは必要ありません。
対応のクレジットカード/プリペイドカード/デビットカード
「Google Pay(グーグルペイ)」に登録してiDとして利用できるカードは以下になります。
・SMBCデビットカード
「Google Pay(グーグルペイ)」のiDで支払った場合、基本的にポイント付与/キャッシュバックの対象です。
「Google Pay(グーグルペイ)」の利用方法
お店での支払い
①電子マネーに対応した非接触型リーダーがあるレジへ
②レジの担当者に、利用するカードの種類を伝える
③スマホをリーダーにかざして支払い
※ロック解除したり、スリープ解除したり、アプリを起動したりする必要なし
④支払いが正常に完了すると、画面が光って通知音
アプリ内やWEBサイトでの支払い
①購入手続き時に 「Google Pay」 ボタンをタップ
②必要に応じて支払い方法を選択し、配送先情報を入力
③注文を確定
「Google Pay(グーグルペイ)」が使える店
「Google Pay(グーグルペイ)」は、各電子マネー(Suica、nanaco、楽天Edy、WAON、QUICPay(クイックペイ)、iD)が使えるお店で利用できます。
Web サイトやアプリの決済にも対応しています。
「Google Pay(グーグルペイ)」にはポイントカードも追加できる
「Google Pay(グーグルペイ)」にはポイントカードも登録できます。
(Google Payアプリをダウンロード)
(使ってみるをタップ)
①パスをタップ
②ポイントプログラムをタップ
③ポイントカードを選択
④カードを追加
Tポイント、dポイント以外にも
楽天、ローソン、ニトリ、ファミリーマート、ヤマダ電機、イオン、マツモトキヨシ・・・等々、いろいろ登録できるようになっています。
「Google Pay(グーグルペイ)」のメリット
「Google Pay(グーグルペイ)」のメリットは
・電子マネーの残高が一目でわかる
・チャージ不要のQUICPay、iDも使える
・ロック解除したり、スリープ解除したり、アプリを起動したりしなくても支払いができる
このあたりがおすすめポイントになります。
「Google Pay(グーグルペイ)」のデメリット
「Google Pay(グーグルペイ)」のデメリットは
・機種変更時にはそれぞれに手続きが必要(一発でできない)
・QUICPay+の利用が本人認証なしで可能なため、上限が3万円となっている
やりたいことが全て「Google Pay(グーグルペイ)」だけで出来るわけではないので、その辺は面倒です。
「Google Pay(グーグルペイ)」の管理人的口コミ
管理人はAndroid端末であるにもかかわらず、Suica利用が必須な環境ではないため、敢えてモバイルSuicaを登録していませんでした。
しかし!
年会費が無料でモバイルSuicaが利用できるとあって、早速登録。
頻繁にSuicaを利用するわけではないので、お手軽です。
「エポス ゴールド カード」の選べるポイントアップショップにモバイルSuicaがあるため、「Google Pay(グーグルペイ)」のモバイルSuicaも対応していました。
あと、nanacoへのクレジットチャージは出来てほしかったなあ。
「Google Pay(グーグルペイ)」のまとめ
「Google Pay(グーグルペイ)」はAndroid端末で利用できる電子マネー決済等のまとめアプリです。
「モバイルSuicaの年会費がかからない」
これだけでも利用価値がある人はいるでしょう。
ロック解除したり、スリープ解除したり、アプリを起動したりしなくても支払いができる点も便利です。
一元管理のまとめアプリとして、おもしろい存在です。
使い方次第で、とても便利になりますよ。
「Google Pay(グーグルペイ)」のクレジットカードについては下記に記事でまとめています。