クレジットカードはとても便利ですが、ネットショッピングでクレジットカード番号を入力するのに抵抗がある人は多いようです。実際のところ、ネットの世界では機密漏えいや情報の悪用が後を絶たず、どんなに堅固なセキュリティを謳っているサイトであっても100%安全とは言い切れません。
そうした不安を払しょくするために生み出されたものが、バーチャルカードです。
目次
ネット専用のクレジットカード
バーチャルカードは、ネットショッピング専用のクレジットカードで、実際のカードの形態を持たず、クレジット番号だけが存在する架空のカードです。
ネット通販を利用する際には普通のクレジットカードと同じように使えます。カードの番号自体に有効期限があり、低めに設定した利用限度額が決められていたりするので、万が一クレジットカード番号が流出したとしても被害を最小限に抑えることができます。
クレジット式とプリペイド式
バーチャルクレジットカードは、大元のクレジットカードに付帯する形で発行されるものと、単独で購入できるものとがあります。また形式で分別した場合、クレジット式とプリペイド式の2つに分かれます。
クレジット式の場合は支払いが本カードとの合算になりますが、プリペイド式の場合は額面が決められたカードを購入することになります。
プリペイド式は有効期限が決められているため、カードに残高が残ったまま期限切れになると没収となってしまう場合がほとんどです。
本クレジットカードと関係なく単独で購入できるバーチャルカードは審査がないので、一回限りのクレジットカード払いをしたい時などには重宝します。この種のカードは全てプリペイド式になります。
おすすめのバーチャルカードは?
当サイトでは「クレジットポイントが付く」「残高が没収されない」という条件で次の3つのバーチャルカードをおすすめします。
・三井住友バーチャルカード
・三菱UFJニコス Visaプリカ e-さいふ
エポスバーチャルカード
エポスカードに付帯するクレジット式のバーチャルカードです。ショッピングに使う際に、使いたい金額の上限を設定することができるので、万が一の場合も安心です。
本カードと同様にエポスポイントが付与されます。ポイントは本カードに合算されます。
三井住友VISAバーチャルカード
三井住友VISAカードの追加カードとして発行されるクレジット式のバーチャルカードです。利用限度額が10万円に設定されています。
本カード同様、ワールドプレゼントのポイントが貯まります。
三菱UFJニコス Visaプリカ e-さいふ
Visaプリカはその名の通りプリペイド式のバーチャルカードですが、三菱UFJニコス Visaプリカ e-さいふの場合、 e-さいふという口座を持ち、そこへ他のクレジットカードを使ってeマネーを充当し、eマネー残高の範囲内でバーチャルカードを自身で発行するという形態をとっています。そのため、期限切れで使い残しがあっても残金はe-さいふに払い戻しされます。
e-さいふと連携したポータルサイト「POINT名人.com」を利用すれば、ネットショッピング時にeマネーが還元されるようになっています。三菱UFJニコス Visaプリカの場合はこれがクレジットポイントに該当します。
初めて利用する通販サイトや、ちょっと怪しげなサイトなどで買い物をする場合に、本クレジットカードの番号を入力しなくても済むのは安心です。バーチャルカードは今後も増え続けていくことが予想されますから、いろいろと条件のいいものが登場するかもしれません。